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J-GLOBAL ID：201302255723390268   整理番号：13A0362411

可視の色調整のために設計されたフェノール-AOTオルガノゲルに埋め込んだ希土類錯体のルミネセンス特性

Luminescent Properties of Rare-earth Complexes Embedded in Phenol-AOT Organogels Designed for Visible Color Tuning

著者 (4件)： NISHIYAMA Katsura (Fac. of Education, Shimane Univ.) ,  WATANABE Yasuhiro (Fac. of Education, Shimane Univ.) ,  WATANABE Keiichi (Fac. of Education, Shimane Univ.) ,  HARADA Takashi (Fac. of Education, Shimane Univ.)
資料名： Chemistry Letters  (Chemistry Letters)
巻： 41  号： 12  ページ： 1697-1699 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0742A  ISSN： 0366-7022  CODEN： CMLTAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： UV励起下で可視発光を示すTb及びEuの錯体を合成した。これらの錯体は,p-クロロフェノールと陰イオン界面活性剤,AOTからなるオルガノゲル中に埋め込み,無極性溶媒中で自己集合により組織化された。錯体は,通常の液体中よりも,オルガノゲル中ではおよそ8倍も多く分散することができた。Tb及びEuの錯体は,オルガノゲル環境中ではほぼ独立に発光することがわかり,これは,色調整デバイスにうまく利用できる性質である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *テルビウム錯体 ,  *ユウロピウム錯体 ,  *ルミネセンス ,  *ゲル ,  埋込み【挿入】 ,  可視発光スペクトル ,  紫外線照射 ,  *陰イオン界面活性剤 ,  非極性溶媒 ,  自己集合 ,  自己組織化 ,  分散【dispersion】 ,  アクア錯体 ,  カプセル封じ ,  紫外吸収スペクトル ,  積層構造 ,  水素結合 ,  フェノール類 ,  *色相 ,  錯体生成 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  脂肪族アルコール ,  スルホン酸 ,  ナトリウム化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族フッ素化合物 ,  ジケトン ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： *オルガノゲル ,  無極性溶媒 ,  色調

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R)

物質索引 (5件)： 1,10-フェナントロリン ,  AOT ,  p-クロロフェノール ,  ヘキサフルオロアセチルアセトン ,  m-キシレン

引用文献 (11件)：

• 1) J. Kido, H. Hayase, K. Hongawa, K. Nagai, K. Okuyama, Appl. Phys. Lett. 1994, 65, 2124.
• 2) J.-C. G. Bünzli, Chem. Lett. 2009, 38, 104.
• 3) S. Shinoda, K. Yano, H. Tsukube, Chem. Commun. 2010, 46, 3110.
• 4) L. Armelao, G. Bottaro, S. Quici, M. Cavazzini, M. C. Raffo, F. Barigelletti, G. Accorsi, Chem. Commun. 2007, 2911.
• 5) Y. Hasegawa, M. Iwamuro, K. Murakoshi, Y. Wada, R. Arakawa, T. Yamanaka, N. Nakashima, S. Yanagida, Bull. Chem. Soc. Jpn. 1998, 71, 2573.

タイトルに関連する用語 (7件)： 色調整 ,  設計 ,  フェノール ,  AOT ,  オルガノゲル ,  希土類錯体 ,  ルミネセンス