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J-GLOBAL ID:201302255768837220   整理番号:13A1362168

ハロゲン化物のセンサとしてのフラーレン:モデル化による検討

Fullerene as Sensor for Halides: Modeling Approach
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 2026-2028  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W2377A  ISSN: 1546-1955  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ハロゲン化物の共存下でのフラーレンの変化を解明するために,C<sub>60</sub>-6X(X=F,Cl,BrとI)の物理的性質について分子モデリングによって研究した。ハライド原子は炭素原子C<sub>60</sub>35,37,39,41と43にそれぞれ結合する。C<sub>60</sub>-6Xの構造をPM5レベルの理論にもとづいて計算した。分子点群がC<sub>60</sub>のIhからC<sub>60</sub>-6F,C<sub>60</sub>-6ClとC<sub>60</sub>-6BrのC1へ,さらにC<sub>60</sub>-6IのCsへと変化した。ハロゲン原子の存在によって,全双極子モーメント,分子量と分子サイズが増加するし,一方,イオン化ポテンシャルは低下する。最終的な生成熱は温度の上昇とともに増加し,その度合いはC<sub>60</sub>-6F<C<sub>60</sub>-6Cl<C<sub>60</sub>-6Br<C<sub>60</sub>-6Iの順に増加し,C<sub>60</sub>-6XがC<sub>60</sub>よりも熱的に安定なことがわかる。Hartree-Fock(HF/3-21g<sup>*</sup>)レベルの計算によるバンドギャップエネルギーΔEはC<sub>60</sub>の6.592eVからC<sub>60</sub>-6FとC<sub>60</sub>-6Clの7.975eVと7.994eVまで増加するが,C<sub>60</sub>-6BrのΔEは7.757eVまで低下する。ハロゲンに接触したフラーレン表面の物理的性質が同一でないことから,フラーレンの気体センサーへの可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  原子・分子のクラスタ 
タイトルに関連する用語 (3件):
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