抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気自動車(EV)への非接触充電を実現するにあたって,EV側の受電装置と地上の送電装置間の位置精度を緩和するために送電距離を延ばすことや受電装置の軽量化が望まれる。東芝はこれらのニーズに応えるため,kW級ワイヤレス電力伝送システムのプロトタイプを開発した。このプロトタイプでは,電磁誘導方式に比べ送電距離の拡大に向く磁界共振方式を採用するとともに,受電コイルの軽量化と電力伝送の高効率化の観点からソレノイド型コイルを採用した。また,無線通信を介した充電制御手順を確立し,伝送周波数120kHzの定電流充電モードとした。プロトタイプを評価した結果,200mm以上の送電距離で,効率83.2%の1kW電力伝送を達成した。(著者抄録)