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J-GLOBAL ID：201302256362939207   整理番号：13A1233899

中国東北部のYilan-Yitong断層帯の地表温度の変化

Variation of land surface temperature in Yilan--Yitong fault zone of northeastern China

著者 (3件)： Ren Yaqiong (State Key Lab. of Earthquake Dynamics,Inst. of Geology,China Earthquake Administration, Beijing) ,  Chen Shunyun (State Key Lab. of Earthquake Dynamics,Inst. of Geology,China Earthquake Administration, Beijing) ,  Ma Jin (State Key Lab. of Earthquake Dynamics,Inst. of Geology,China Earthquake Administration, Beijing)
資料名： Dizhen Xuebao  (Dizhen Xuebao)
巻： 34  号： 5  ページ： 698-705  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0942A  ISSN： 0253-3782  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： GPS観測の結果,中国東北部の特にYilan-Yitong断層帯で2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に起因する伸張変形が増大していることが示された。地震が地表温度に同じ様に影響を与えるかどうかについて研究することは価値がある。本研究ではYilan-Yitong断層帯の地表温度変化について中解像度イメージングスペクトル放射計(MODIS)研究グループの2000年から2011年にかけての地表温度観測結果を用いて解析した。安定した年変化成分の除去後,温度残差を解析した。本研究の目的はテクトニックな活動に関連した温度情報について,地形,緯度及び他の障害の影響を取り除いた地表温度観測の時間的空間的解析により見出すことである。その結果,Yilan-Yitong断層帯において2001年と2010年の初めにおいて2か月間にわたり連続した顕著な温度低下が見られた。気象的要因は気温及び降雨データの解析により除外した。GPS観測研究からYilan-Yitong断層では2011年の日本の大地震で顕著な伸張歪速度が増加したことが示された。また実験結果から伸張歪は温度低下を引き起こす。従って温度低下現象は断層の伸張運動によるものと推定される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *中国東北部 ,  *断層 ,  観測 ,  延伸 ,  変形 ,  大地震 ,  日本 ,  *地表温度 ,  年変化 ,  温度 ,  残差 ,  テクトニクス ,  温度変動 ,  歪速度 ,  運動
準シソーラス用語： *Yilan-Yitong断層帯 ,  GPS観測 ,  伸張変形 ,  2011年 東北地方太平洋沖地震 ,  温度残差 ,  テクトニックな活動 ,  温度低下 ,  伸張運動

分類 (3件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  測地学  (DC02000X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 中国東北部 ,  断層帯 ,  地表温度