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J-GLOBAL ID:201302256535329574   整理番号:13A0536727

バイオ界面活性剤を生成し原油を分解する Pseudomonas aeruginosa 菌株の分離と同定

Isolation and identification of biosurfactant producing and crude oil degrading Pseudomonas aeruginosa strains
著者 (7件):
資料名:
巻: 209  ページ: 138-146  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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原油の様な石油炭化水素は重要な環境汚染物質である。本研究の目的は原油に汚染された環境から疎水性相に成長した時バイオ界面活性剤を生成し原油を分解する能力のあるバクテリア菌株を分離し同定することにある。血液寒天培地(NA)プレートスクリーンニング及び原油鉱物塩媒体(MSM)プレートテストの組み合わせを用いて3種類の菌株を選別した。廃フライ油上で成長した全ての3種類の菌株はバイオ界面活性剤としてラムノリピドを生成することを示した。これら3種類の菌株は又n-C40までのn-アルカンを分解出来た。7日間の好気性培養の後に於ける各菌株の原油除去効率は36.0%から46.4%の範囲にあり,その中で菌株Z41の性能が最も良かった。残油のガスクロマトグラフ分析は3種類の菌株の分解特性が互いに異なることを示した。3種類の菌株はグリコリピド生成に関しては原油の分解と同じく類似の挙動を示したので原油分解ではバイオ界面活性剤の生成が重要な役割を演じたことを示唆した。モルフォロジー的,生化学的,及び生理的キャラクタリゼーション及び16SrRNAシーケンスを用いて3種類の菌株はPseudomonas aeruginosaと同定されたが非常に僅かな量のパイオシアニンを生成した。本研究ではバイオ界面活性剤を生成し,原油を分解する菌株を選別する効率的で簡単なプロトコールを開発した。P.aeruginosaがしばしばバイオ界面活性剤を生成し又は原油を分解する菌株として採用される理由はそれが汚染環境中に広く存在し,成長が速く,分離と選別が容易であり,高いバイオ界面活性剤生成と原油分解容量を持つからである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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海洋汚濁  ,  環境衛生,公害対策一般 

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