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J-GLOBAL ID:201302256536497039   整理番号:13A1704042

細動脈ニッチは造血幹細胞の休止状態を維持する

Arteriolar niches maintain haematopoietic stem cell quiescence
著者 (15件):
資料名:
巻: 502  号: 7473  ページ: 637-643  発行年: 2013年10月31日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞周期の休止は,造血幹細胞(HSC)の維持に関わる極めて重要な特徴である。さまざまなストローマ細胞がHSCニッチの候補として見つかっているが,骨髄内で休止状態にあるHSCの空間的位置はまだよく分かっていない。本研究では,ホールマウント共焦点免疫蛍光画像化技術と,計算によるモデリングを組み合わせた新規の手法を用いて,マウス骨髄での血管構造,ストローマ細胞およびHSCの間の有意な三次元的関連性を解析し,休止状態のHSCが,骨内膜付近の骨髄に選択的に存在する小径の細動脈と特異的に関連していることを示す。これらの細動脈は,洞様血管に関連するレプチン受容体(LEPR)+細胞とは異なる,希少なNG2(別名CSPG4)+周皮細胞のみによって覆われている。HSCの細胞周期を薬理学的あるいは遺伝学的に活性化させると,HSCの分布がNG2+の細動脈周囲ニッチからLEPR+の洞様血管周囲ニッチへと変わる。NG2+細胞を条件的に枯渇させると,HSCの細胞周期が誘導され,骨髄内で機能的な長期的再増殖能を持つHSCが減少した。以上の結果は,細動脈ニッチがHSCの休止状態の維持に不可欠であることを示している。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (2件):
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造血系  ,  細胞分裂・増殖 
タイトルに関連する用語 (4件):
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