文献

J-GLOBAL ID：201302256546374083   整理番号：13A0098451

効率的な光触媒応用のための陽極酸化法を介した水酸化銅及び酸化銅ナノ構造の合成

Synthesis of Copper Hydroxide and Oxide Nanostructures via Anodization Technique for Efficient Photocatalytic Application

著者 (5件)： HYAM Rajeshkumar Shankar (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Jongseok (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  CHO Eunju (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KHIM Jeehyeong (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Haigun (Korea Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 12  号： 11  ページ： 8396-8400  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CuOとCu₂Oとの混合相ナノ構造を作製し,その光触媒活性を調べた。先ず,Cu(OH)₂ナノニードルを陽極酸化法により合成し,次に異なる雰囲気中で熱処理することによりCuO/Cu₂O混合相ナノ構造を得た。熱処理雰囲気の種類は生成したナノ構造の形態と光触媒活性に影響した。生成したナノ構造のリアクティブブラック5色素の光触媒劣化に対する光触媒活性を調べ,異なる雰囲気で熱処理した試料を比較した。その結果,空気,酸素,窒素,アルゴン,真空中での熱処理により得た試料の擬似一次速度定数は,それぞれ0.0032/分,0.0054/分,0.0021/分,0.0033/分,0.0027/分であった。こうして,酸素雰囲気が最も高い光触媒活性を与えることが示された。これは整合バンドポテンシャルを持つヘテロ接合を伴う適切な形態及び相形成によるためである。

シソーラス用語： *光触媒 ,  *陽極酸化処理 ,  水酸化物 ,  銅化合物 ,  *酸化第一銅 ,  *酸化第二銅 ,  *ナノ構造 ,  *触媒活性 ,  熱処理 ,  反応染料 ,  *接触分解 ,  化合物半導体 ,  触媒調製 ,  反応速度定数 ,  ヘテロ接合 ,  針
準シソーラス用語： 水酸化銅 ,  ナノニードル

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  化成処理  (WC08050J) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

物質索引 (1件)： リアクティブブラック5

タイトルに関連する用語 (6件)： 光触媒 ,  応用 ,  陽極酸化法 ,  水酸化銅 ,  酸化銅 ,  ナノ構造