文献

J-GLOBAL ID：201302256687681338   整理番号：13A1235784

中国の半乾燥地帯の十年の土壌塩分化および気候効果の衛星利用監視

Satellite-Based Monitoring of Decadal Soil Salinization and Climate Effects in a Semi-arid Region of China

著者 (2件)： Wang Hesong (Inst. of Atmospheric Physics, Chinese Acad. of Sciences Key Lab. of Regional Climate-Environment Res. for East Asia ...) ,  Jia Gensuo (Inst. of Atmospheric Physics, Chinese Acad. of Sciences Key Lab. of Regional Climate-Environment Res. for East Asia ...)
資料名： Advances in Atmospheric Sciences  (Advances in Atmospheric Sciences)
巻： 29  号： 5  ページ： 1089-1099  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2557A  ISSN： 0256-1530  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 野外調査に多重センサ・リモートセンシングデータを統合して,1979年から2009年までの中国の半乾燥地域の土壌塩分化過程を解析した。一般に,塩分影響を受けた土壌面積は1年当たり0.28%増加し,1999年から2009年までに顕著に加速された(1年当り0.42%の増加)。対照的に,地層水塊の面積は同じ時期に減少傾向(年当り-0.08%)を示した。降水量の減少および年昇温による乾燥度の増加は,土壌塩分化に好ましい状況を供給した。比較的平坦な陸地は表面で水浸しになり易く,連続的な渇水は,土壌水の上向き移動,および地表面塩分およびカルシウムの蓄積を促進した。一方,土地利用慣行も土壌塩分化の加速に重大な役割を果たした。自然植生からの耕地への転換は,地下水潅漑の需要を大幅に増加させて,土壌塩分化過程を悪化させた。更に,地域気候に対する土壌塩分化の潜在的フィードバックがあった。土壌塩分化は,光合成と同様に植物の水使用の効率を制限でき,したがって,陸地生態系によって隔離炭素の量を減らした。土壌塩分化,地表面アルベドも増加させて,吸収日射を縮小した。土地被覆のこのような転換は,著しく土地と大気間のエネルギーおよび水収支を変更した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  乾燥地帯 ,  気候 ,  衛星利用画像 ,  土地被覆 ,  土地利用 ,  炭素 ,  アルベド ,  水収支 ,  エネルギー収支 ,  *土壌
準シソーラス用語： 影響 ,  *塩分化 ,  隔離

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中国 ,  半乾燥地帯 ,  土壌塩分 ,  気候 ,  衛星利用