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J-GLOBAL ID：201302256999924084   整理番号：13A0357181

CAEデータベースの構築に関する研究

著者 (2件)： 泉川達哉 (沖縄県工技セ) ,  金城洋 (沖縄県工技セ)
資料名： 沖縄県工業技術センター研究報告  (Bulletin of Okinawa Industrial Technology Center)
号： 14  ページ： 17-19  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： L1935B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 九州連携CAE研究会ではCAE(Computer Aided Engineering)システムを用いた解析技術の高度化を図るために,1)共通課題の解析結果に基づく解析ソフトウェア間の差異の検証,2)解析事例や共通課題の結果のデータベース化に取り組んでいる。本論文では,熊本県に設置したデータベースサーバに九州・沖縄の解析担当者がインターネットを介してアクセスし,解析業務を効率的に行えるCAEデータベースの構築について述べた。特に,共通課題として提示された熱流体解析事例をCAEデータベースに登録するために,体積が小さい円筒形状容器の上部入口から135度の熱風を吹き込み,濃度変化が小さくなった定常状態での内部濃度を測定する実験を行った。また,汎用の熱解析ソフトウェアFLUENT Ver6.2.16を用い,i)容器全体のモデル作成,ii)六面体メッシュの作成,iii)境界条件,乱流モデル(k-ωモデル),流体物性値,熱伝導率などの解析条件の設定という手順でシミュレーションを行った。実験値と解析値を比較したところ噴流の広がりが実際よりも小さく表現されたために,容器内部の温度分布の様相に違いが生じたことがわかり,適切な乱流モデルの選択や容器壁面から外気への伝熱量の見積もり方法に関する知見が得られた。

シソーラス用語： *データベース ,  *CAE【計算機】 ,  インターネット ,  データ解析 ,  *流体力学 ,  濃度 ,  計測システム ,  計算機シミュレーション ,  ソフトウェア ,  格子 ,  乱流 ,  容器 ,  計算流体力学
準シソーラス用語： *CAEデータベース ,  熱解析 ,  熱解析ソフトウェア ,  *熱流体解析 ,  熱流体力学

分類 (3件)： データベースシステム  (JD03030U) ,  CAD,CAM  (JE10000A) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

引用文献 (1件)：

• 1) 西川兼康他「伝熱学」理工学社p201(1992.2)

タイトルに関連する用語 (4件)： CAE ,  データベース ,  構築 ,  研究