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J-GLOBAL ID：201302257215422858   整理番号：13A1579137

中隔オキシトシン受容体の恐怖増強効果

Fear-enhancing effects of septal oxytocin receptors

著者 (9件)： GUZMAN Yomayra F (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  TRONSON Natalie C (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  TRONSON Natalie C (Univ. Michigan, Michigan, USA) ,  JOVASEVIC Vladimir (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  SATO Keisuke (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  GUEDEA Anita L (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  MIZUKAMI Hiroaki (Jichi Medical Univ., Tochigi-ken, JPN) ,  NISHIMORI Katsuhiko (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  RADULOVIC Jelena (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 16  号： 9  ページ： 1185-1187  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オキシトシンによる恐怖の制御の神経基盤を理解する為に,外側中隔のオキシトシン受容体(Oxtr)仲介性シグナリングを調べた。遺伝子操作によって,マウスで部位特異的にOxtrをノックダウンまたは過剰発現させ,それらのマウスに文脈依存性の恐怖条件付け学習を課した。その結果は,社会的敗北は外側中隔のOxtr-Erk経路を活性化して文脈的な恐怖条件付けを増強することを示した。この機構が,ヒトやマウスにおけるオキシトシンの不安発生ならびに恐怖効果の基礎にあるようであった。このように,オキシトシンは不安を調節する役割をもつ。

シソーラス用語： マウス ,  大脳辺縁系 ,  オキシトシン ,  *恐怖 ,  不安 ,  実験動物 ,  情報処理 ,  神経生理 ,  *細胞生理 ,  細胞情報伝達 ,  ノックアウトマウス ,  トランスジェニックマウス ,  生理活性因子 ,  *神経経路
準シソーラス用語： Mus musculus ,  *細胞シグナリング ,  中隔核 ,  脳内情報処理

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： オキシトシン受容体 ,  恐怖 ,  増強