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J-GLOBAL ID：201302257262411660   整理番号：13A1374831

初心者のための量子誤り補正

Quantum error correction for beginners

著者 (3件)： DEVITT Simon J (National Inst. Informatics, Tokyo, JPN) ,  MUNRO William J (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  NEMOTO Kae (National Inst. Informatics, Tokyo, JPN)
資料名： Reports on Progress in Physics  (Reports on Progress in Physics)
巻： 76  号： 7  ページ： 076001,1-35  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： H0130A  ISSN： 0034-4885  CODEN： RPPHAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,量子誤り補正(QEC)およびフォールトトレラント量子計算の最も重要な理論的側面のいくつかへの基礎入門を提供した。この議論の目的は,理論フレームワークの提供ではなく,この分野から生まれた重要な法則,結果および技術の殆どを説明することにあった。最初に,QECプロトコルの要求特性の予備概念について述べ,基本雑音モデルがいかに量子アルゴリズムに影響するかをレビューし,3量子ビットの従来例によりQECを紹介した。次に,完全量子符号,Shorの9量子ビット符号等の例を紹介した。スタビライザ形式を紹介し,符号構造を一度知るといかにQEC回路を合成するかを実証した。次にフォールトトレラント誤り補正の概念,閾値定理および論理ゲート操作を符号化データにいかに直接適用できるかについて述べた。最後に,量子ビット損失に対する特定符号をレビューし,誤り補正に対する2つの新しい技術を調べた。

シソーラス用語： *誤り訂正 ,  *フォールトトレランス ,  量子計算 ,  プロトコル ,  モデル ,  計算機アルゴリズム ,  *量子情報 ,  情報処理
準シソーラス用語： フォールトトレラント ,  雑音モデル ,  量子アルゴリズム ,  *量子ビット ,  *量子誤り補正 ,  量子情報処理 ,  量子符号

分類 (2件)： 情報処理一般  (JE15010U) ,  通信理論一般  (ND02010V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 初心者 ,  量子誤り補正