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J-GLOBAL ID：201302257313309563   整理番号：13A0042636

コンフィギュラブルな大気レーダー用デジタル受信機の開発

Development of configurable digital receiver for atmospheric radars

著者 (7件)： 藤田俊之 (京大 生存圏研) ,  山本真之 (京大 生存圏研) ,  AZIZ Noor Hafizah Binti Abdul (京大 生存圏研) ,  AZIZ Noor Hafizah Binti Abdul (Universiti Teknologi MARA (UiTM), Selangor, MYS) ,  橋口浩之 (京大 生存圏研) ,  山本衛 (京大 生存圏研) ,  YU Tian-You (Univ. Oklahoma, Oklahoma, USA)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 330(SANE2012 110-119)  ページ： 1-6  発行年： 2012年11月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の大気レーダーにおけるオンラインデジタル信号処理には,DSPやFPGAを搭載した高価な信号処理ボードが必要であった。また,使用するDSPやFPGAに特化した信号処理ソフトウェア(SW)の開発が必要であるため,開発したSWに汎用性がない問題もあった。これらの問題を解決するため,汎用のSW受信機であるUSRP2とパソコンで構成される大気レーダー用デジタル受信機を開発した。開発した大気レーダー用デジタル受信機のハードウェア価格は40万円程度と安価であるが,最高10MHzのサンプルレートによるIF信号サンプルが可能である。さらに,信号処理SWを汎用言語であるC++で記述しているため,SWの実装,変更及び再構成が容易(コンフィギュラブル)である。開発した大気レーダー用デジタル受信機を用いて,オーバーサンプリングとレンジイメージングを併用した大気乱流の高精度測定に成功した。(著者抄録)

シソーラス用語： *気象レーダ ,  信号処理 ,  無線伝送 ,  レーダ画像 ,  画像処理 ,  *受信機 ,  システム
準シソーラス用語： ソフトウェア無線 ,  ディジタル信号処理 ,  再構成可能システム ,  *大気レーダ

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (10件)：

• Fukao, S. Recent advances in atmospheric radar study. J. Meteorol. Soc. Jpn. 2007, 85B, 215-239
• Ishihara, M. Characteristics and performance of the operational wind profiler network of the Japan Meteorological Agency. J. Meteorol. Soc. Jpn. 2006, 84, 6, 1085-1096
• Wilson, R. Turbulent difFusivity in the free atniosphere iH-ferred from MST radar measurements: a review. Ann. Geophys. 2004, 22, 3869-3887
• Yamamoto, M. K. New observations by wind profiling radars. Doppler Radar Observations - Weather-Radar, Wind Profiler. Ionospheric Radar, and Other Advanced Applications. 2012, 247-270
• Luce, H. Observations of Kelvin-Helmholtz instability at a cloud base with the middle and upper atmosphere (MU) and weather radars. J. Geophys. Res. 2010, 115, D19116

タイトルに関連する用語 (3件)： 大気レーダー ,  デジタル受信機 ,  開発