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J-GLOBAL ID：201302257486337376   整理番号：13A0517718

テーパ付き転がり軸受疲れ防止のための振動解析

Vibration Analysis for Tapered Roller Bearing Fatigue Prevention

著者 (3件)： EZAKI Yuya (Advanced Technol. R&D Center, Mitsubishi Electric Corp.) ,  TERASAWA Hideo (Itami Works, Mitsubishi Electric Corp.) ,  WADA Takuma (Advanced Technol. R&D Center, Mitsubishi Electric Corp.)
資料名： Journal of System Design and Dynamics (Web)  (Journal of System Design and Dynamics (Web))
巻： 6  号： 5  ページ： 665-675 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0040A  ISSN： 1881-3046  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 振動荷重を受けるテーパ付き転がり軸受の強度を評価した。テーパ付き転がり軸受をフレキシブルな多体モデルでモデリングし,横振れ方向に振動するときの機械シミュレーションで保持器応力を計算し,応力最大部分が保持器ブリッジの根元であった。また,保持器の計算した応力を使って疲れ強さを評価した。しかし,フレキシブルな多体モデルによるシミュレーションは時間がかかるので,異なる条件での応力計算はできない。これを解決するために,保持器ブリッジ根元の応力の周波数が保持器の一次固有振動数以下であることを確認し,時間節約のために固体モデルによるシミュレーションで計算できることが分かった。固体モデル解析で計算した力での静的計算による単位力あたりのブリッジの根元応力を計算した。この固体モデルを使って,保持器とローラの間の力を各種条件で計算し,振動加速度・内部レース回転速度・半径方向力に依存して増加し,内部レースの回転方向には依存しないことが分かった。また,軸受が疲れ損傷を生じる加速度レベルを特定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *転がり軸受 ,  *疲れ ,  *振動解析 ,  保持器 ,  3Dソリッドモデル ,  応力 ,  加速度 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 振動加速度

分類 (1件)： 軸受  (QB01020W)

引用文献 (8件)：

• (1) C. T. Walter, The dynamics of ball bearings, Journal of Lubrication Technology - Transactions of the ASME 93 (1971), pp.1-10.
• (2) P. K. Gupta, Dynamics of rolling element bearings -part I. Cylindrical roller bearing analysis, Journal of Lubrication Technology- Transactions of the ASME 101 (1979), pp.293-304.
• (3) P. K. Gupta, Advanced Dynamics of Rolling Elements, Springer, New York, 1984.
• (4) P. K. Gupta, Dynamics of rolling element bearings -part III. Ball - bearing analysis, Journal of Lubrication Technology- Transactions of the ASME 101 (1979), pp.312-318.
• (5) C. R. Meeks, L. Tran, Ball bearing dynamic analysis using computer methods -part I : analysis, Journal of Tribology- Transactions of the ASME 118 (1996), pp.52-58.

タイトルに関連する用語 (3件)： テーパ ,  転がり軸受 ,  振動解析