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J-GLOBAL ID：201302257515808243   整理番号：13A0069128

主成分回帰分析を用いる風乾したスギ(Cryptomeria japonica)の最終水分含有量に影響する樹木特性の研究

Investigation of wood properties that influence the final moisture content of air-dried sugi (Cryptomeria japonica) using principal component regression analysis

著者 (3件)： WATANABE Ken (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Isao (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  KURODA Naohiro (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Wood Science  (Journal of Wood Science)
巻： 58  号： 6  ページ： 487-492  発行年： 2012年12月25日 
JST資料番号： L3386A  ISSN： 1435-0211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スギ(Cryptomeria japonica D.DON)木材は,最終水分含有量(MCf)で大きな可変性を持つことが知られていて,乾燥するのが難しい。本研究は,樹木特性に関係してスギのMCfにおける可変性を調査した。樹木特性変数には初期の水分含有量(MCi),基礎密度(BD),年輪方向(ARO),年輪幅(ARW),心材比率(HR)およびCIE L^*色(L^*)を含めた。スギサンプルは平鋸で切られた木材から切り,風乾した。MCfを予測する主成分回帰(PCR)モデルを,樹木特性変数を用いて開発した。MCfの予測に寄与した樹木特性を,PCR分析によって評価した。PCRモデルの顕著な正の回帰係数を,MCi,BD,AROおよびHRで観測した,ところが,L^*においては負の回帰係数を観測した。顕著な回帰係数が,ARWになかった。これらの結果は,MCi,BD,AROおよびHRは正の影響を持ち,L^*は負の影響を持つことを,そして,ARWは風乾杉材のMCfの上にほとんど影響を持たないことを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 回帰分析 ,  乾燥 ,  *スギ ,  含水量 ,  分析 ,  樹木 ,  特性 ,  木材 ,  主成分分析 ,  部分最小二乗法
準シソーラス用語： 影響解析 ,  主成分回帰分析 ,  風乾

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 主成分回帰分析 ,  風乾 ,  スギ ,  Cryptomeria ,  水分含有量 ,  樹木 ,  研究