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J-GLOBAL ID：201302257685017810   整理番号：13A0011254

重層縁側を有する環境共生住宅の夏期通風効果に関する研究

EFFECT OF CROSS-VENTILATION IN ENVIRONMENTALLY SYMBIOTIC HOUSE WITH DOUBLE-DECK ENGAWA

著者 (4件)： 綿貫安伸 (芝浦工業大学大学院工学研究科) ,  秋元孝之 (芝浦工業大学工学部建築工学科) ,  木村文雄 (積水ハウス(株)) ,  芥川郁雄 (積水ハウス(株))
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 39  ページ： 607-612 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市型の環境共生住宅として重層縁側を持つものについて,夏の1日の熱環境変化,通風利用状況を観察し,その省エネルギー性,快適性を検証した。在宅,不在にかかわらず本住宅の省エネルギー性が確認でき,快適性も一般の集合住宅より優れていた。室温が気温より高い時に外気導入は有効であり,朝早くから行うと効果的であった。パッシブ手法のみでは快適な温熱環境を維持するのは難しく,気象条件に応じた空気調和装置と通風の使い回しが必要である。

シソーラス用語： *住宅 ,  消費電力 ,  *省エネルギー ,  多層構造 ,  *バルコニー ,  夏 ,  *通風 ,  温熱環境 ,  *快適性 ,  自然換気 ,  強制換気 ,  冷房負荷 ,  平面計画 ,  日変化 ,  ライフスタイル ,  室温 ,  気流 ,  居間 ,  積算温度 ,  指数 ,  環境保全
準シソーラス用語： *環境共生住宅 ,  PMV

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  換気  (PC02040B)

引用文献 (6件)：

• 1) 深澤たまき他: 居住者の環境調整行動を考慮した温熱性能評価方法, 日本建築学会環境系論文集, 2007.7, pp81-86
• 2) 財団法人 建築環境・省エネルギー機構: 自立循環型住宅における設計ガイドライン, 2005.6
• 3) 社団法人 日本冷凍空調工業会: 規格 JRA4046 ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準, 2004.9
• 4) 総務省統計局: 平成18年度社会生活基本調査, 2006.10
• 5) 木村文雄他: 重層縁側を有する環境共生住宅の夏期通風効果に関する研究 その1, その2, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2010.9, pp55-58

タイトルに関連する用語 (6件)： 重層 ,  縁側 ,  環境共生住宅 ,  夏期 ,  通風効果 ,  研究