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J-GLOBAL ID:201302257738024082   整理番号:13A1335737

アレンアミド:有機合成における強力で汎用的な構築単位

Allenamides: A Powerful and Versatile Building Block in Organic Synthesis
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 4862-4904  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アレンは有機合成の代表的構築単位の一つである。本論文はアレン誘導体の一つであるアレンアミドの化学に関する包括的レビューである。第2章ではアレンアミドの合成法を,1)シグマトロピック転位反応,2)塩基誘起異性化,3)脱離反応,4)アミノ環化反応,5)Trost-HsungのN-アレニル化,6)Suzuki-Miyaura交差カップリング反応,に分けて論じる。第3章ではアレンアミドを用いた以下の反応について論じる: 1)α-及びγ位の脱プロトン化 ,2)付加反応(ヒドロアルコキシル化,ヒドロ-ヒドロキシアルキル化,ヒドロアミン化,ヒドロアリール化,ヒドロアルケニル化,ヒドロアシル化,シアノ-及びボロ-アシル化,ヒドロスタンニル化,シリルスタンニル化),3)アルドール付加反応,4)環化反応(非遷移金属,パラジウム触媒,ロジウム触媒,金触媒を用いた環化,ラジカル環化,Garratt-Braverman環化,電子環化),5)閉環メタセシス,6)環状付加([2+1],[2+2],[2+2+1],[3+2],[4+2],[3+3],[4+3]),7)異性化を経るタンデムカスケード反応。第4章では天然アレンアミド誘導体の合成について述べ,第5章ではごく最近の結果について簡単に述べる。
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分類 (2件):
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有機化学反応一般  ,  アルケン 
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