抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成23年4月栃木県鹿沼市で,運転者の意識消失発作が原因で6人の小学生が死亡するという事故が発生した。これを契機に,同県警察はこの様な事故の防止対策を強化したが,本文はその概要を紹介した。まず,1)全警察署に対する運転適性相談窓口の設置,相談業務等に係わる例規通達の改正,各種研修会等の実施,広報啓発や医療機関への協力要請,等の運転適性相談業務の強化,2)免許部門と事故捜査部門との連携及び管理の強化,等を説明した。そして,これらの取組みの結果増加した相談の受理件数や病気に係わる行政処分件数の推移等を紹介した。さらに,相談や,病気が疑われる事故の捜査等では,相手の心情やプライバシーに配慮すべきこと等の留意点を述べた。