文献
J-GLOBAL ID:201302258163165530   整理番号:13A0354158

グルタミン,食物繊維,オリゴ糖を多く含む経腸栄養剤はマウスにの実験的大腸炎を軽減する

Enteral supplement enriched with glutamine, fiber, and oligosaccharide attenuates experimental colitis in mice
著者 (15件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 549-555  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:潰瘍性大腸炎は,急性結腸粘膜炎の急性炎症として特定された慢性的な再発性傷害である。日本では,グルタミン,食物繊維,オリゴ糖(GFO)を多く含む栄養補給品が経腸栄養剤として広く利用されており,これらの3成分には,腸の健康改善効果があると考えられている。本研究では,実験的にモデルマウスを用いて,GFOに潰瘍性大腸炎による結腸傷害の抑制効果があるか否かを検討した。方法:2.5%デキストラン硫酸ナトリウム添加の飲用水をC57BL/6マウスに5日間摂取させ,大腸炎を誘発させた。その後,0.25mLGFOまたは20%グルコース溶液を1日2回,10日間摂取させた。通常の飲用水を摂取させたマウスを正常対照群として使用した。結果:GFOマウスの体重減少と疾患活動性指数は,グルコースマウスと比べ,有意に低下した(P<0.05)。デキストラン硫酸ナトリウム誘導による結腸長の減少は,グルコースマウスに比べ,GFOマウスで有意に軽減した(P<0.01)。組織学所見から,GFOマウスで腸炎の有意な軽減効果が示された。さらに,GFO摂取により,デキストラン硫酸ナトリウム誘導によるインターロイキン-1βmRNAの発現量の上昇の有意な阻害が認められた。結論:以上の結果から,GFOの潰瘍性大腸炎に対する補助療法としての治療の可能性が示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  免疫反応一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る