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J-GLOBAL ID:201302258321026666   整理番号:13A0527989

福島原子力発電所事故前後の都市ごみ焼却炉灰の放射性核種

Radioactive Nuclides in the Incinerator Ashes of Municipal Solid Wastes before and after the Accident at the Fukushima Nuclear Power Plant
著者 (5件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 61-66 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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福島原子力発電所(2011年3月11日)事故前後にγ-線分光分析によって都市ごみ焼却炉灰の放射性核種を定量した。福島原子力発電所西南西(WSW)約1200kmの北九州(日本)から焼却炉灰試料(2006年4月~2007年3月及び2011年3月~2011年10月)を採取した。事故前(~2011年2月)の灰から40K,137Cs,208Tl,212Pb,214Pb,212Bi,214Bi及び228Acを同定し,事故(2011年3月~)後の灰からはこれら8核種とともに1341Csを同定した。添加水抽出による改良Tessier法に基づいた逐次抽出法を2011年8月に試料採取した最初のフライアッシュに適用し,134Cs及び137Csの最大活性度濃度を観測した。抽出残留物のγ-線分光分析及び粉体X線回折測定によってフライアッシュ中の放射性核種の状態分析を可能にした。都市ごみの最初のフライアッシュにおける134Cs及び137Csの化学型分布にほとんど変化は認められなかった;134Csの半分は水溶性塩であり,他の半分は炭酸塩化合物として存在した。一方,137Csの75%は水溶性塩であり,残りは炭酸塩(10%)及び硫化物(15%)として存在した。これらの結果から,全放射性Csの88%は水溶性及びイオン抽出型であり,溶出や雨及び風拡散によるリスクがあるものと考察。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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無機物質中の元素の放射化学的分析  ,  廃棄物処理一般  ,  放射性廃棄物 
引用文献 (26件):
  • 1. A. Ohbuchi, M. Kitano, and T. Nakamura, X-Ray Spectrom., 2008, 37, 237.
  • 2. A. Ohbuchi, J. Sakamoto, M. Kitano, and T. Nakamura, X-Ray Spectrom., 2008, 37, 544.
  • 3. H. Huang and A. Buekens, Chemosphere, 1995, 31, 4099.
  • 4. Japan, Ministry of the Environment Government, 1970, Waste Management and Public Cleansing Law.
  • 5. Notification No.13 of Environment Agency of Japan, 1973, February 17.
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