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J-GLOBAL ID:201302258388511925   整理番号:13A1819335

ペプチド作動性Drosophilaニューロンの化学的に定義された種類の局所的シナプス性および非シナプス性シグナル伝達の高い複雑性および多様な入力および出力極性

Diverse in- and output polarities and high complexity of local synaptic and non-synaptic signaling within a chemically defined class of peptidergic Drosophila neurons
著者 (12件):
資料名:
巻: 2013  号: Aug  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ペプチド作動性ニューロンは,そのペプチドメッセージが非シナプス性パラ分泌シグナル伝達あるいは拡散性伝達を介して分布することから,現在のコネクトミクス概念には容易には統合されない。加えて,入力および出力部位に関するペプチド作動性介在ニューロンの極性は予想が難しく,ほとんど調べられていない。Drosophila幼生のよく定義されたセットのペプチド作動性ニューロンである,CCAPニューロン(NCCAP)における形態および蛍光小胞/樹状突起マーカーの細胞内分布について詳細に記述する。NCCAPは5つの形態的に異なるサブセットに分類することができる。他のサブセットとは対照的に,腹部神経節の連続的相同介在ニューロンは,樹状突起あるいは軸索区画を無視する腹側神経突起に沿った入力および出力マーカーと混ざった局在性を示す。超微細構造的に,これら神経突起は主に静脈瘤様腫脹でのシナプス前および後部位の双方を含む。かなりの部分のシナプス事象は,相互シナプスによる。ペプチドはほとんど非シナプス的あるいはパラシナプス的に放出され,有芯小胞およびシナプス小胞プールは概してよく分離される。脱皮刺激ホルモンに対するNCCAPの応答性は,少なくとも部分的に持続的シナプス抑制に依存し,脱皮ステロイド非依存的である。本結果は,化学的に定義されたセットのペプチド作動性ニューロン内の局所シナプス活性の顕著な多様性および複雑性を明らかにする。パラ分泌シグナル伝達および静脈瘤様腫脹からの拡散性伝達とともにシナプス性伝達物質シグナル伝達は,細胞内領域に依存したペプチド作動性介在ニューロンの主なシグナル伝達モードである。領域特異的な可変的シグナル伝達モードの可能性は,それにおいてペプチド作動性ニューロンが重要な調節因子として作用する,昆虫の行動および生理の基礎をなす回路機構を精査することを目的としたコネクトミクス研究において考慮されるべきである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  無脊椎動物ホルモン 

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