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J-GLOBAL ID：201302258390686848   整理番号：13A0146962

生体異物は活性ヒト腸ミクロビオームの生理機能と遺伝子発現を形作る

Xenobiotics Shape the Physiology and Gene Expression of the Active Human Gut Microbiome

著者 (3件)： MAURICE Corinne Ferrier (FAS Center for Systems Biology, Harvard Univ., 52 Oxford Street, Cambridge, MA 02138, USA) ,  HAISER Henry Joseph (FAS Center for Systems Biology, Harvard Univ., 52 Oxford Street, Cambridge, MA 02138, USA) ,  TURNBAUGH Peter James (FAS Center for Systems Biology, Harvard Univ., 52 Oxford Street, Cambridge, MA 02138, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 152  号： 1-2  ページ： 39-50  発行年： 2013年01月17日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト腸には数兆もの微生物が含まれ,これらの微生物は宿主標的薬剤や抗生物質を含む生体異物を代謝することによってヒトの健康に影響をおよぼす。最近の取り組みにより,この宿主関連群集の多様性が特徴付けされているが,どの微生物が活性で,どのような摂動がこの活性に影響するのかはまだ不明である。本稿で,著者らはフローサイトメトリー,16S rRNA遺伝子配列決定,メタトランスクリプトミクスを組み合わせ,腸には一連の特有活性微生物,主にFirmicutesが含まれることを実証している。生体異物のパネルに短期曝露すると,この活性腸ミクロビオームの生理機能,構造,遺伝子発現が著しい影響を受けた。複数の細菌門全体で生体異物応答遺伝子が見つかり,抗生物質耐性,薬剤代謝,ストレス応答経路をコード化していた。これらの結果は代謝活性をさらに解明するための微生物多様性の調査範囲を超えた力を実証し,生体異物の予期せぬ結果を明らかにし,個別化医療の試みは活性ヒト腸ミクロビオームの個人間変動を考慮すべきであることを示唆している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゲノム ,  ヒト ,  *腸 ,  細菌 ,  腸内微生物 ,  *異化 ,  薬物耐性 ,  薬物代謝 ,  応答 ,  生物相互作用 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： *ミクロビオーム ,  Firmicutes ,  *生体異物代謝 ,  抗生物質耐性 ,  ストレス応答

分類 (3件)： 腸  (EJ06040N) ,  代謝と栄養  (EG03054K) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生体異物 ,  活性 ,  ヒト ,  腸 ,  ミクロビオーム ,  生理機能 ,  遺伝子発現