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J-GLOBAL ID:201302258483859947   整理番号:13A1858220

化学的保護手袋からのPAEの抽出とパーコレーション

Extraction and percolation of PAEs from chemical protective gloves
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1551-1557  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: C0752B  ISSN: 0142-9418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フタラート(PAE)はポリマへの高い溶解性をもちポリマ材料の屈曲性及び可塑性を増すための可塑剤として添加される。本研究では20~80°Cの温度での化学的保護手袋からのPAEの抽出にメタノール,ヘキサン,エチルエーテル及びアセトンを用いた。上記4種の溶媒を用いDEHP(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)及びDBP(フタル酸ジ-n-ブチル)をネオプレン,ニトリル及びPVC手袋試料から抽出した。手袋試料からのDEHPの抽出レベルは抽出溶媒のLog(Kow)値に比例した(Kow=オクタノール-水分配係数)。この結果はPAEが非極性溶媒中により多く溶解し手袋から抽出されやすいことを意味した。抽出温度を増すと手袋からのDBP及びDEHPの抽出量が増した。ASTM F739透過法では芳香族溶媒が手袋試料を透過しDEHPを溶かした。もし透過剤とDEHPが似た溶解度パラメータを持てばDEHPが手袋から浸出されるとみられた。モデリング結果はPVC手袋中での有機溶媒の透過挙動が非Fick拡散であることを示した。可塑剤がPVC手袋中の透過剤の拡散係数を増加させたことが疑われた。本研究は化学保護手袋からのPAEの潜在的な溶解及び浸出が有機溶媒を扱う作業者にとっての関心事であるべきことを示唆した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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可塑剤,軟化剤  ,  化学的性質 
物質索引 (7件):
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