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J-GLOBAL ID：201302258499638088   整理番号：13A0026360

局所領域内における輝度分散を用いたフラクタル超解像処理

Fractal Super-Resolution Processing Using Lightness Variance in the Local Domein

著者 (2件)： 松田優樹 (東京都市大) ,  BAO Yue (東京都市大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 291(IE2012 83-91)  ページ： 7-12  発行年： 2012年11月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ディスプレイの高解像度化などにより,画像を高精細化する研究が盛んに行われており,特にフラクタルを用いた手法が研究されている。従来技術としてのフラクタル超解像処理は,補間式による拡大画像を復号初期画像として扱い,フラクタル復号を行うことで処理時間を短縮する方法や,画像を回転することで近似に用いるドメインブロックの数を増やし,さらにドメインブロックの検索を注目するレンジブロックの周辺に絞ることで処理時間を向上する方法がある。しかしこれらはエッジの連続性は保つことができるが,本来緩やかであるべき濃淡の変化が拡大画像で再現できない場合がある。そこで本稿では,画像をドメインブロックよりやや大きい細かい領域に分割し,領域ごとに異なる拡大処理を行う手法を提案する。領域にエッジが多く含まれていれば輝度分散によるフラクタル超解像処理を行い,濃淡が緩やかに変化する領域は補間式による拡大を行うことで,両者の利点を活かした拡大ができる事を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 輝度 ,  *超解像 ,  局所性 ,  内挿法 ,  分散【variance】 ,  セグメンテーション ,  *画像再構成
準シソーラス用語： フラクタル符号化 ,  画像拡大 ,  画像復号化

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 高木幹雄. 画像解析ハンドブク. 2004, 1363-1373
• 工藤博幸. "DCTを用いた一枚の低解像度画像から像度生成". 映像情報ノA メディ学会誌. 2007, 61, 7, 1025-1029
• 田村佑太. フラクル抵号化の概念を用いた画像拡大の基礎検討. 映像メレディア処理シンポジウム資料,Oct.2008. 2008, 63-64
• 松代信人. 解像度変換方法及び変換装置. 公開ゃレ特許公報( A ) , 特開平1 1 - 3 3 1 5. 1999
• 佐藤真?. 解像度変換装置及び解像度変換方法. 公開特許公報( A ) , 特開 2009-26032. 2009

タイトルに関連する用語 (3件)： 輝度 ,  フラクタル ,  超解像