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J-GLOBAL ID:201302258537997950   整理番号:13A0608382

層状複水酸化物の限られた領域におけるチオ硫酸塩の中間層反応

Interlayer Reaction of Thiosulfate in a Confined Region of Layered Double Hydroxides
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 273-282  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0391A  ISSN: 1000-6818  CODEN: WHXUEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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チオ硫酸塩アニオン(S_2O_3(2))を,ZnAl層状複水酸化物(LDH)に挿入し,LDH層間の限られた領域におけるヘキサシアノ鉄酸(III)(Fe(CN)6(3))との酸化反応反応を議論した。X線回折(XRD)およびフーリエ変換赤外線の分光学(FTIR)を用いた過渡状態および最終生産物の実測結果から,溶液中に,酸化反応生成物四チオン酸塩(S_4O_6(2))が溶解し,LDH中間層中に,還元生成物ヘキサシアノ鉄酸(II)が存在することがわかった。さらにまた,本反応の動力学をバッチモードで調査した。酸化反応初期に関するFe(CN)_6(3)濃度,ZnAl-S_2O_3 LDH量および反応温度の影響を研究した。反応は,24.6kJ・mol(-1)の見掛け活性化エネルギーでCrank-GinstlingおよびBrounsteinモデルによって示される拡散制御プロセスに従い,これは,同じ状況下での溶液反応よりも13.7kJ・mol(-1)下回った。層間隔に及ぼす水含有量の影響を,分子動力学によってシミュレートした。シミュレーション法結果から,本マイクロリアクターのサイズは,溶液環境で特定の配向で規定されることがわかった。実験結果および理論計算から,中間層反応の機構を提案した。本層状物質は,化学反応速度を規定する新規ナノリアクターとして利用できることがわかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  反応速度論・触媒一般 
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