抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東日本大震災以降,太陽光や風力など,再生可能エネルギーの導入が国内で進められ,これに伴い出力平準化や需要調整を図るための電力貯蔵システムの必要性が増してきている。東芝は,固体酸化物を用いた水の電気分解(以下,電解と略記)を余剰電力で行って水素を製造し,この水素を用いて需要過多のときに燃料電池で発電する,水素電力貯蔵システムを開発している。今回,高い充放電効率が得られた固体酸化物型電解セル(SOEC)を用いて,システムの概念設計を行った結果,システム充放電効率が80%であること,コスト面では大容量,長時間蓄電の適用に有利であることを確認した。(著者抄録)