抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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防水工事の可否判断として,どうして「含水率8%」が広まったのかを考えるとき,JASS8「防水工事」において,昭和47年(1972)の改訂版から14年間,本文の下地に関する記述「十分乾燥していること」に対する解説として,「普通コンクリートの場合Kettの水分計を用いて8%以下の状態であれば一応安全圏内にあるといえる」と言う記述があったことがその理由と考えられる。経緯は明確ではないが,当時のアメリカ製の電気容量式水分計の8.0pFに相当する当時のKett水分計での含水率が8%程度だったことに由来するようである。その後の研究の経過として,実含水率を考えると,少なくとも6%を下まわらないと,床仕上材に不具合を生じる恐れがある。