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J-GLOBAL ID:201302258616554834   整理番号:13A0143462

連続的な熱機械処理時のNi47Ti44Nb9形状記憶合金における集合組織発達および形状記憶と機械的性質に対するその影響

Texture Development in the Ni47Ti44Nb9 Shape Memory Alloy During Successive Thermomechanical Processing and Its Effect on Shape Memory and Mechanical Properties
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資料名:
巻: 44  号:ページ: 978-989  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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形状記憶合金(SMA)の形状記憶性能および機械的性質の改善のために,結晶学的な集合組織および第二相を適切な熱機械処理によってSMA中に一般的に誘起させている。この目的のために,連続的な処理(例えば,熱間鍛造,熱間圧延,冷間圧延および熱処理)中のNi<sub>47</sub>Ti<sub>44</sub>Nb<sub>9</sub>SMAにおける集合組織の発達ならびに回復できるひずみおよび引張性質に対する集合組織,粒径およびβ-Nb粒子析出の影響を研究した。熱間鍛造および熱間圧延したNi<sub>47</sub>Ti<sub>44</sub>Nb<sub>9</sub>合金ロッドにおいては,強い〈111〉繊維が形成されそして873Kおよび1123K(600°Cおよび850°C)からの水焼入れは熱間圧延したロッドにおいて〈111〉繊維の強度の減少をもたらす。熱間鍛造ロッドをシートに熱間圧延すると,強い{001}繊維および弱い{123}繊維が出現するが,しかし粒成長は{001}繊維の消滅をもたらしそして{110}〈001〉が最強の成分になる。熱間圧延したシートの冷間圧延はγ-繊維の発達および{332}および{123}繊維のそれぞれ{233}〈110〉および{123}〈121〉成分への変換を促進しそして強い成分が{111}〈110〉に変わる。すなわち,この場合には,回復できるひずみ(ε<sub>SRS</sub>)および引張降伏強度(σ<sub>YS</sub>)は異方性を示す。焼入れ温度が1123K(850°C)であるとき,いくつかのより弱い成分が出現し,ε<sub>SRS</sub>の異方性が消滅しそして圧延方向(RD)および横方向(TD)に沿ってのσ<sub>YS</sub>レベルの違いはより小さくなる。それ故,異なる熱機械処理に対して変形集合組織を維持しそしてまた微細粒を得るためには,適切な熱処理温度を選択しなければならない。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の金属組織学  ,  機械的性質  ,  熱処理技術 
タイトルに関連する用語 (5件):
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