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J-GLOBAL ID:201302258639947930   整理番号:13A0366461

大気汚染指数(API)を使用した中国の大気汚染における都市大気質の評価

Assessment of urban air quality in China using air pollution indices (APIs)
著者 (8件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 170-178  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,中国の86都市の大気質に関する2001~2011年の毎日のデータを使用し,主な汚染物質の変化,汚染レベル,粒子状物質PM10の濃度について,大気汚染指数(API)を使用して評価した。APIは汚染物質とその設定値,指数の設定値で表され,汚染物質として二酸化硫黄,二酸化窒素,PM10を選択した。最初に2001,2006,2011年の測定データから大気汚染が少ない日における汚染物質の割合を求め,汚染物質の多くがPM10であることを見出した。ここで,解析に使用した年は中国の5か年計画の開始年を選択した。次に,2000~2010年における二酸化硫黄,飛灰,工業の塵の排出量の変化,2001~2011年の代表的な10都市における二酸化硫黄が主要な汚染物質になった回数を求めた。さらに2001,2006,2011年における各都市のAPIを求め,APIが最も高かった都市は柳州市であり,最も低かった都市は湛江市であることが判明した。さらに各都市におけるPM10の濃度,PM10の濃度の2001年と2006年の差,2006年と2010年の差を求めた。以上の解析から,中国の都市でPM10が最も重要な汚染物質であり,特に第11次5か年計画(2006~2010年)における二酸化硫黄の全国的な管理が重要であることが明らかとなった。注目すべき進歩はAPIが150以上の極度に汚染された日が2001年の7%から2011年の1%になったことである。さらに,中国の北部におけるPM10濃度の減少により,「南部から北部へ向けて深刻になる」汚染分布が不明瞭になり,大気汚染の地域の特徴が明確になった。しかしながら,大気質の状態を完全に反映し,中国の都市における大気汚染管理を行うためには,APIシステムにより多くの汚染物質が含まれるべきである。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  都市問題,都市防災  ,  大気汚染一般 

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