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J-GLOBAL ID:201302258655299388   整理番号:13A1932890

イオン移動度分光学は分子レベルでAβ(25-35)のアミロイド形成機構と阻害剤によるその変調を明らかにする:エピガロカテキンガラートとscyllo-イノシトール

Ion Mobility Spectrometry Reveals the Mechanism of Amyloid Formation of Aβ(25-35) and Its Modulation by Inhibitors at the Molecular Level: Epigallocatechin Gallate and Scyllo-inositol
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資料名:
巻: 135  号: 45  ページ: 16926-16937  発行年: 2013年11月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ(Aβ)蛋白質の一過的な可溶性断片であるAβ(25-35)の自己集合過程を特性化するために,イオン移動度分光学(IMS)-MSなどを用いて,Aβ(25-35)とAlzheimer病の臨床試験が最近実施されたアミロイド阻害剤であるエピガロカテキンガラートとscyllo-イノシトールとの構造的相互作用を調べた。IMS-MSにより等方的なAβ(25-35)のオリゴマ化は二量体で始まり,五量体(n=5)でβシートオリゴマへ完全転移し,25~250μMの濃度範囲ではオリゴマ分布と構造は濃度に依存しないことが分かった。EGCGの添加は1分子のAβ(25-35)あたり3分子のEGCGが結合し,如何なるn値においてもβシートオリゴマは見られず,EGCGによりAβ(25-35)オリゴマが緻密でほぼ等方的な構造に変換されたことが示された。一方scyllo-イノシトールの添加はAβ(25-35)のオリゴマ形成度を低下させたが,オリゴマ内のβシート構造は除去できず,本報告の濃度範囲では阻害剤として無効だった。EGCG添加によるフィブリル形成の欠如,scyllo-イノシトール添加によるフィブリル構造の残存はAFMでも確認された。MDからEGCGが3つの平面環系を通してAβ(25-35)と相互作用し,β構造形成の可能性を排除することが分かった。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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