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J-GLOBAL ID:201302258719129066   整理番号:13A0874823

哺乳類15-リポキシゲナーゼが触媒反応したリノール酸過酸化の位置特異性への洞察

An Insight into the Regiospecificity of Linoleic Acid Peroxidation Catalyzed by Mammalian 15-Lipoxygenases
著者 (4件):
資料名:
巻: 117  号: 14  ページ: 3747-3754  発行年: 2013年04月11日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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15-リポキシゲナーゼ(15-LO)は分子二酸素を遊離及び/またはエステル化多不飽和脂肪酸へ位置特異的と立体選択的に触媒反応する脂質過酸化酵素であって,例えば最も排他的に13-(S)-ヒドロペルオキシオクタデカジエン酸(13-(S)-HPODE)を産生する哺乳類中リノール酸(LA)過酸化反応を触媒反応する。幾つかの仮説が明確に組み立てられているが,このような酵素位置特異性に関する分子基礎は不明確である。ここでは,完全ラビット15-LO-1/LA溶媒和モデルを用いて過酸化機構を解析するため,分子動力学シミュレーションと量子力学/分子力学(QM/MM)計算を組合せた。C9とC13が平面性とスピン密度について等価であるので,それらの二原子に対する二酸素附加のQM/MMポテンシャルエネルギープロフィルを計算することができた。ポテンシャルエネルギー障壁高さの差は二酸素がC13を選択的に攻撃して13-(S)-HPODEを与えることを正当化するのに十分であることを明らかにした。C9の酸素化は二個の立体遮蔽残基(Leu597とGln548)によって妨害される。C13に対する二酸素附加に関して300Kでの計算自由エネルギーはC13上の過酸化が実験と一致して可逆的変動性過程であることを確認した。しかるに,ペルオキシルラジカルの最終ヒドロペルオキシ化産物を与える事後還元が全体過程に対して不可逆特性を与えることが予期される。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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