抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岩手県における避難所での保健医療活動の実態を整理し,今後の大規模災害時におけるあり方を検討した。地震・津波直後は外傷等に対する救命活動が中心であったが,高血圧,糖尿病,心疾患,がん,精神疾患,透析や在宅酸素療法などを必要とする患者,さらには妊婦や新生児,認知症患者,障害者,外国人などの要援護者がいた。災害拠点病院をはじめ多くの医療機関が被害を受けたこと,通信インフラや交通手段の確保に障害があったこと,医療チームの派遣調整に困難が生じていたことなどからDMAT(災害派遣医療支援チーム)の活動期間を延長した。その後,「いわて災害医療支援ネットワーク」を立ち上げ,多様な活動を展開した。