抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,単一ピストン液圧自由ピストン機関試作機の計測特性を報告した。ピストン運動および燃料燃焼に関する詳細な結果を示した。これらの結果によって,自由ピストン機関におけるピストンの運動と燃料の燃焼の間に強い相互作用が存在することを示した。ガスの力は上死点周りの固有の非対称ピストン運動に主導的な役割を果たしていた。運動ピストンの小さい慣性は非対称特性をより明確にした。単一ピストン液圧自由ピストン機関の燃焼エネルギー変換は迅速であった。噴射した燃料のほとんどは予混合燃焼期において1.0msで燃焼した。非対称特性のために,単一ピストン液圧自由ピストン機関における混合支配燃焼期は,従来のディーゼル機関の場合より大幅に短かった。燃焼継続時間が短いことによって自由ピストン機関の定格出力が低減した。非対称ピストン運動は自由ピストン機関の定格出力増大にとって好ましくない。定格出力が小さくなることは自由ピストン機関の利用の開発に負の影響を持つ。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.