文献
J-GLOBAL ID:201302258964973824   整理番号:13A1685773

DNA複製抑止はイネOsRecQl4蛋白質変異体成長点における相同組み換えの増加と細胞死をもたらす

DNA replication arrest leads to enhanced homologous recombination and cell death in meristems of rice OsRecQl4 mutants
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号: Apr  ページ: 13:62 (WEB ONLY)  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
哺乳類の酵素BLMヘリカーゼは,DNA複製,DNA修復と相同組み換え(HR)に関与している。これらのDNA関連反応は,細胞分裂に密接に関係しており,ゲノム安定性の維持に重要である。イネのBLMヘリカーゼ遺伝子に対応する遺伝子OsRecQl4を分離し,逆遺伝学的方法により,その遺伝子が複製ストレス時に果たす役割について調べた。アフィディコリンは,DNAポリメラーゼを阻害するS期進行の阻害剤である。osrecql4遺伝子変異体と野生型(WT)イネの根の成長点におけるゲノム安定性に対するアフィディコリンの影響を比較した。アフィディコリン処理により以下の影響が観察された。a)コメット分析は,変異植物におけるDNA二本鎖切断(DSB)の誘導を示した。b)TUNEL分析は,変異植物の根の成長点におけるDNA切断の増加を明らかにした。c)組み換えレポーターは,変異体カルスにおけるHR頻度増加を示した。d)根端のヨウ化プロピジウム(PI)染色は,変異植物成長点の細胞死発生率増加を示した。これらの結果から,osrecql4遺伝子変異体のアフィディコリン感受性表現型は,部分的には誘導されたDSBと細胞死の結果であること,OsRecQl4蛋白質が,イネ成長点のDNA複製ストレス時ゲノム安定性の維持管理に重要な役割を果たすことが示唆された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  分子遺伝学一般  ,  稲作 

前のページに戻る