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J-GLOBAL ID：201302259032469840   整理番号：13A1191275

アンビエント質量分析のためのマイクロ波プラズマトーチによる検体の直接脱離/イオン化

Direct desorption/ionization of analytes by microwave plasma torch for ambient mass spectrometric analysis

著者 (8件)： ZHANG Tiqiang (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHOU Wei (East China Inst. of Technol., Nanchang, CHN) ,  JIN Wei (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHOU Jianguang (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  HANDBERG Eric (East China Inst. of Technol., Nanchang, CHN) ,  ZHU Zhiqiang (East China Inst. of Technol., Nanchang, CHN) ,  CHEN Huanwen (East China Inst. of Technol., Nanchang, CHN) ,  JIN Qinhan (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Mass Spectrometry  (Journal of Mass Spectrometry)
巻： 48  号： 6  ページ： 669-676  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： D0604A  ISSN： 1076-5174  CODEN： JMSPFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MPT(マイクロ波プラズマトーチ)をベースとしたアンビエント脱離/イオン化源を開発し,TOF(飛行時間)質量分析計と結合したMPTにより種々の試料を分析した。アルゴン支持MPTの直接脱離/イオン化能力を示し,MPTのバックグラウンドから2つの主要なイオンH₃O⁺及びNH₄⁺及びそれらの水クラスターを同定した。質量分光計からの乾燥窒素のプロトン化イオン及び検体のアンモニウム付加物イオンの生成に対する効果を議論した。質量分光計からの乾燥窒素の流速は検体イオンに影響する非常に重要な因子であることが示された。市販医薬品(OTC)及び植物生産物中の活性成分を検知し,検知限界(LOD_s)を決定した。同時に喫煙後の吐き出された息中のニコチンの動的変化をモニターした。バックグラウンド分析はイオン化機構についての情報を提供した。これらの結果はアルゴン支持MPTがMS(質量分析)における直接的アンビエント試料分析に対して有用な代替イオン化源であることを示した。

シソーラス用語： *質量分析 ,  *プラズマ ,  *プラズマトーチ ,  検出限界 ,  イオン化 ,  脱着 ,  ヒドロニウムイオン ,  アンモニウムイオン ,  クラスタ分子 ,  アルゴン ,  飛行時間法 ,  薬物 ,  窒素複素環化合物 ,  タバコアルカロイド
準シソーラス用語： *マイクロ波プラズマ ,  水クラスター

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  質量分析計  (BD02060M)

物質索引 (2件)： ニコチン ,  アリシン【植物成分】

タイトルに関連する用語 (6件)： 質量分析 ,  マイクロ波プラズマ ,  トーチ ,  検体 ,  脱離 ,  イオン化