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J-GLOBAL ID:201302259061647200   整理番号:13A1895023

高齢者における18F-FDG-PETによる大血管の炎症の評価

Assessment of inflammation in large arteries with 18F-FDG-PET in elderly
著者 (8件):
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巻: 37  号: 7-8  ページ: 459-465  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: T0220A  ISSN: 0895-6111  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では18F-フルオロデオキシグルコース(18F-FDG)を使用して2種類の診断装置である陽電子放出トモグラフィと計算機トモグラフィ(PET/CT)を使用したアテローム性動脈硬化症の繰り返し測定について述べた。PET/CTの繰り返し測定により,12カ月間(T0~T12)の経過観察中において正常(N),高コレステロール血症(H),安定狭心症(A)に分類された高齢者の3グループにおける大動脈,腸骨,大腿動脈での18F-FDGの摂取を評価した。グループHの被験者は第2回目のスキャン前の12カ月間にロスバスタチン(20 mg/d)を服用していた。動脈内の石灰沈着をCTイメージングで判定し,スライス毎にPET画像を解析した。18F-FDG接種の標準摂取率(SUV)を2つの主要なグループ(石灰化と非石灰化動脈)へ分類し,各主要グループは6つのサブグループ(3つの患者グループN,H,Aならびに12カ月間の期間を隔てた2回の測定グループ)で構成された。全ての被験者において動脈のいくつかの部分で石灰沈着があったが(グループN,H,Aにおいて解析した全領域中の石灰化領域がそれぞれ23%,36%,44%),結果は12か月後の最も著しいSUV変化が非石灰化動脈のグループNであることを示していた。3つのグループにおいて,石灰化した動脈はT0とT12で顕著な違いを示さなかったが,非石灰化動脈で顕著な違いを観測した。しかしグループHでロスバスタチンの服用に引き続いて,グループNとHの間において,T12で顕著な違いは存在しなかった。全身炎症バイオマーカによる全身的な評価の代わりとして,18F-FDG-PET/CTによる定量的な分析は炎症の局在化とアテローム性動脈硬化症の進行の評価に効果的であるとの結論を得た。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用画像処理  ,  循環系の診断 
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