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J-GLOBAL ID：201302259098962326   整理番号：13A1819173

除虫菊の生物季節学と花腐病の発病度との関係の解明による作物被害の最小化

Minimizing Crop Damage Through Understanding Relationships Between Pyrethrum Phenology and Ray Blight Disease Severity

著者 (4件)： PETHYBRIDGE Sarah J. (New Zealand Inst. Plant & Food Res., Christchurch, NZL) ,  GENT David H. (Oregon State Univ. Dep. Botany and Plant Pathology, Corvallis) ,  GROOM Tim (Botanical Resources Australia-Agricultural Serv. Pty. Ltd., AUS) ,  HAY Frank S. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS)
資料名： Plant Disease  (Plant Disease)
巻： 97  号： 11  ページ： 1431-1437  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： B0436C  ISSN： 0191-2917  CODEN： PLDIDE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オーストラリアの除虫菊で被害が最も大きい病害は,Stagonosporopsis tanacetiに起因する花腐病である。本研究では,2009~11年のタスマニア北部での27圃場のデータを用いて,殺菌剤による防除プログラムを支援するための度日モデルを開発した。その結果,茎の伸長に伴う植物の累積比率の時間的変化は,ロジスティック成長モデルに合致したので,50%の植物で少なくとも1本の茎が伸長するまでの日数を計算するのに用いた。タスマニア西部では590度日,沿岸部では645度日,内陸部では685度日と予測された。被害を最小にする防除管理プログラムのための殺菌剤散布時期の重要性も定量化した。この関係は,514度日での区切り点をもつ分割線回帰によって最も良く説明できた。以上の結果から,最初の殺菌剤散布を現在推奨されている時期よりも実質的に早く行うことで,病害防除管理を改善できることが明らかとなった。

シソーラス用語： *植物病害 ,  *キク属 ,  生物学 ,  病害防除 ,  農業殺菌剤 ,  確率モデル ,  子嚢菌類 ,  植物病原菌 ,  タスマニア州 ,  農薬散布
準シソーラス用語： Stagonosporopsis tanaceti ,  Tanacetum cinerariifolium ,  ロジスティックモデル ,  *花腐病 ,  *除虫菊 ,  生物季節学 ,  発病度

分類 (3件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  特用作物一般  (FC03071W) ,  化学的防除  (FC05050X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 除虫菊 ,  生物季節学 ,  花 ,  発病度 ,  作物被害 ,  最小化