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J-GLOBAL ID:201302259132533561   整理番号:11A1981283

甲状腺特異的転写因子1遺伝子の低mRNA発現は,欠陥肺症状を持つクローン牛におけるプロモーターメチル化と関連しない

Low mRNA expression of thyroid-specific transcription factor 1 gene is not associated with promoter CpG methylation in cloned cattle with defective lung symptom
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 509-515  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2583A  ISSN: 1674-7232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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体細胞核移植(SCNT)法によってますます多くの哺乳類種がクローン化されているが,成功率は低い。大半のクローン化胚は着床後発生時に死亡し,出産まで生存する胚は高頻度で欠陥を持つ。クローン牛において,さまざまな発生的欠陥が明らかにされ,その内の呼吸問題は通常見出される異常の一つである。動物における肺形態形成は一連の蛋白質因子により調節される。甲状腺特異的転写因子1(TTF-1)は葉気管支の分岐及び肺胞増殖過程と関係し,肺サーファクタント蛋白質の発現を同時調節し,従って,肺が正常な機能を遂行するために必須である。TTF-1の異常な発現は肺発生に影響を及ぼすように思われ,SCNT胚における異常なメチル化は発生的に重要な遺伝子の発現に影響を及ぼすように思われる。本研究において,921bpのTTF-1プロモーター領域,373bpのエキソン1,932bpのイントロン1及び273bpの部分的エキソン2を含む,2.5kbのウシTTF-1ゲノム配列を取得した。欠陥肺症状を持つ3頭のクローン牛におけるTTF-1発現の相対的mRNAレベルは,正常な肺構造を持つクローン牛及び2頭の対照(N1及びN2)よりも低かった(P<0.05)。最も低いTTF-1発現を持つC2とN1とのTTF-1プロモーター領域における63のCpGジヌクレオチドのメチル化レベルの比較から,殆どのCpGジヌクレオチドがメチル化されておらず,CpGメチル化率は有意に違わないことを明らかにした(P>0.05)。結果から,欠陥肺症状を持つSCNTウシの肺組織において,TTF-1 mRNAの発現低下がプロモーターCpGメチル化と関連しないことを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
繁殖管理  ,  遺伝子発現  ,  牛 

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