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J-GLOBAL ID：201302259142351569   整理番号：13A0893901

マグネタイト:合成と特性評価

MAGNETITE: SYNTHESIS AND CHARACTERIZATION

著者 (1件)： GIANNOULI Christina (National TU of Athens, Athens, GRC)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 543  ページ： 460-463  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁性材料は,様々な分野において応用されている。幾つかの応用は,磁性金属酸化物を基本としている。鉄酸化物磁性体の中で,マグネタイトは特異な磁気的,触媒的,光学的および電気的特性を有するので,最も注目されている。本稿では,マグネタイトの合成と特性を評価した結果を報告する。マグネタイトのナノ粉末は,室温における特異な電気的および磁気的性質のために,非常に重要なナノ構造を持つ磁性材料である。マグネタイトを合成するには,様々な方法がある。本研究では,四種類の粉末磁性体試料を合成した。最初の三つの試料は,界面活性剤を用いないで,Fe(II)/Fe(III)から成る混合塩の水溶液からアルカリ沈殿法で合成し,残りの一つはマイクロエマルション法で合成した。マグネタイトの構造とモルホロジーを明確にするために,合成した粉末試料の特性を,透過型電子顕微鏡観察,RamanおよびFT-IR分光法,そしてx線回折法によって評価した。合成した粉末マグネタイトのサイズは10~12±2nmで,標準的なマグネタイトと全く同じ化学組成を持つことが明らかになった。

シソーラス用語： *磁鉄鉱 ,  *合成 ,  キャラクタリゼーション ,  沈殿 ,  溶液 ,  マイクロエマルション ,  電子顕微鏡観察 ,  Raman分光法 ,  FTIR分光法 ,  X線回折 ,  結晶粒度 ,  *ナノ粒子
準シソーラス用語： *マグネタイトナノ粒子 ,  塩基性溶液 ,  透過型電子顕微鏡観察

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： マグネタイト ,  特性評価