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J-GLOBAL ID：201302259193042943   整理番号：13A0875050

可塑化されたリグノセルロースにおける熱レオロジー的な複雑性と脆性

Thermorheological Complexity and Fragility in Plasticized Lignocellulose

著者 (2件)： CHOWDHURY Sudip (Virginia Tech, Virginia, USA) ,  FRAZIER Charles E. (Virginia Tech, Virginia, USA)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 14  号： 4  ページ： 1166-1173  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N,N-ジメチルホルムアミド(DMF),N-メチル-2-ピロリドン(NMP),エチレングリコール,グリセロールを可塑化溶媒として用いて,これら4種の異なる有機溶媒中でのイエローポプラ(Liriodendron tulipifera)木材のレオロジーを,動的機械分析(DMA)を用いる時間-温度換算則(TTS)によって調べた。全ての貯蔵弾性率データは滑らかにシフトしたが,可塑化された木材の熱レオロジー的な複雑性は,損失コンポーネント(損失弾性率とtanδ)のマスターカーブにおけるシフト破損として明確に検出された。シフト損失の大きさは,溶媒と木理に依存していた。脆性は,木材に対する膨張効果の弱いアルコール系溶媒(エチレングリコールおよびグリセロール)中でより高くなった。一方,アミド系溶媒(DMFおよびNMP)中では,木材はより膨張効果を示して高い強度を示すことがわかった。

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  レオロジー ,  塑性 ,  モクレン科 ,  *木材 ,  溶媒 ,  有機溶媒 ,  可塑化
準シソーラス用語： Liriodendron tulipifera ,  脆弱性

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 可塑化 ,  リグノセルロース ,  熱レオロジー ,  複雑性 ,  脆性