抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(株)九電工の社員教育施設である九電工アカデミー内に2012年4月に開設した安全伝承館の施設および研修の概要を紹介した。電気工事において充電部に直接触れずに作業できる間接接活線工法が開発されて以来,高圧感電死亡災害は激減したが,その他の災害は減少はしたものの依然として発生している。そこで九電工では,災害からの教訓を風化させることなく,安全確保の重要性を学習し,災害の再発を防止することを目的に安全伝承館を開設した。本稿では,「気づき」,「戦後混乱期から現在までの技術の歴史を学ぶ」,「災害から学ぶ」,「他業種の事故例や災害関係者の証言,災害の再現映像などから安全対策や基本動作の重要性を考える」,「安全確保への決意・やる気を喚起する」の5つのステップに分けた教育について解説した。