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J-GLOBAL ID：201302259272040840   整理番号：13A1824190

変化する塩度条件下での侵入性カダヤシと絶滅の危機にあるスパニッシュトゥースカープの共存集団間の栄養的重複

Trophic overlap between cohabiting populations of invasive mosquitofish and an endangered toothcarp at changing salinity conditions

著者 (3件)： RUIZ-NAVARRO Ana (Universidad de Murcia, Murcia, ESP) ,  TORRALVA Mar (Universidad de Murcia, Murcia, ESP) ,  OLIVA-PATERNA Francisco J. (Universidad de Murcia, Murcia, ESP)
資料名： Aquatic Biology  (Aquatic Biology)
巻： 19  号： 1  ページ： 1-11  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： W2394A  ISSN： 1864-7782  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スパニッシュトゥースカープ(Aphanius iberus)とカダヤシ(Gambusia holbrooki)が10年以上も共存しており,塩分濃度がそれらの分布を決めている地域で,それらの採食状況を調べた。消化管内容物の分析から採食状況を判断した。カダヤシの方がトゥースカープよりも消化管内が空の率が少なく,また消化管内容物も多かった。消化管内容物は塩分濃度や両種の相対的割合の違いによって異なった。低塩分濃度でカダヤシが優勢な地域では,トゥースカープは底の餌を食べる傾向にあり,両種間における餌の重複は少なかった。このような条件下では,トゥースカープの餌の量や多様性は少なかった。今回の結果は,外来性のカダヤシとの栄養面での重複がトゥースカープの減少を招くことを示唆する。

シソーラス用語： カダヤシ ,  メダカ ,  塩分 ,  消化器内容物 ,  生態学 ,  *生物相互作用 ,  食性 ,  *動物行動 ,  摂食 ,  *生息環境 ,  生態 ,  淡水魚 ,  生物 ,  外来種
準シソーラス用語： Gambusia affinis ,  スパニッシュトゥースカープ ,  栄養生態学 ,  魚類生態 ,  侵入生物 ,  *捕食行動

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 侵入 ,  カダヤシ ,  絶滅 ,  共存 ,  集団 ,  栄養