抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文において,筆者は来たるべき数十年において期待し得る物のインジケータとして今日の図書館技術の分野において筆者が見る幾つかの傾向を考察した。最初に,グローバル化した社会に対してITが演じる役割を考察した。筆者は今日見られる技術に対するアクセスの不公平さの多くが時間に渡って緩和されるとの希望を持っており,現在のオープンアクセスの運動が続く事に対して楽観的である。次いで,技術における変化を考察した。もし傾向がこのまま続けばクラウドコンピューティングは完全に実現され,図書館及びその親機関の資源の再割り当てを可能とするだろう。次に高等教育における変化に触れ,その変化が将来の情報専門家が情報に対してよりオープンアクセスとなる事を提唱した。最後に,図書館情報景観における変遷を述べ,新世代図書館サービスプラットフォームのあるべき姿を論じた。