抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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形状と外形において不完全性または不均一性を持つ位置は情景での興味深い地点と相関する場合が多い。このような不均一性検出の調査は,単純な形状と外形の処理機構に関する糸口を提供する。視覚システムがいかに空間全域の情報を統合するかを調査するために,抽出された外形に対する要素数の効果(例,不正解の選択肢数の増大による単一標的検出への感受性)を決定した。刺激は,指向性ガボールパッチに抽出される形状で,その形状に接線方向のガボール方位を持つサークルと高振幅RF4とRF8放射状周波数パターンがある。被験者は1要素の方位偏差を検出しなければならなかった(「不均一性」)。不均一性検出感度を均等間隔(2.3~0.4°)での要素の範囲(7~40)で測定した。第2の条件で,要素が形状の一部を抽出した場合のパフォーマンスを測定した。要素間隔を共変動させて固定化要素数に対する部分的外形長,あるいは部分的外形長を共変動させて固定化間隔(0.7°)に対する要素数を変動した。驚くべきことに,要素数の効果(要素の増大に伴うパフォーマンスの低下)はめったに見られなかった。要素数の効果は,陥凹部(RF4とRF8)を含有する形状と間隔が固定された場合に唯一生じた。要素が規則的に間隔をあけた場合,検出パフォーマンスは全形状に対する要素数により改善する。要素数が固定されて間隔が変動する場合,パフォーマンスは間隔減少により改善する。したがって,要素数の増大と間隔減少が共起する場合,間隔の効果は優勢となり,要素数でなく要素間隔が抽出形状の重要なパラメータであることを示唆する。後期のノイズを伴うV4曲率単位,間隔の組み込み,平均形状曲率および形状に含まれる一定の曲率徴候を持つセグメント数に基づく単純な形状の処理モデルを提案し,このモデルが確かに本実験結果を説明し,様々な単純な形状の分析可能な予測を可能にすることを示す。(翻訳著者抄録)