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J-GLOBAL ID:201302259450269300   整理番号:13A0146149

ウォゴニンはリン酸化Aktを下方調節すること,Bax過剰発現することにより,RPMI8226,ヒト骨髄腫細胞株におけるアポトーシスを誘導する

Wogonin induces apoptosis in RPMI 8226, a human myeloma cell line, by downregulating phospho-Akt and overexpressing Bax
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 55-62  発行年: 2013年01月17日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウォゴニンは,癌細胞株における細胞増殖を阻害および/またはアポトーシスを誘導することが報告されているコガネバナ由来の主要な構成成分の1つである。著者らは,ウォゴニンのヒト多発性骨髄腫細胞株に及ぼす抗癌作用と関連するメカニズムをin vitroで調べることを目的とした。ウォゴニンのヒト骨髄腫細胞増殖,細胞周期の進行,およびアポトーシスに及ぼす効果をin vitroで調べた。ウォゴニンの生物学的効果に関連する蛋白質は,免疫ブロット法および免疫細胞化学的染色により分析した。また,Akt1蛋白質の結晶構造内のウォゴニンの結合モードは,ディスカバリースタジオでCDOCKERアルゴリズムを使用して,分子ドッキング分析により評価した。骨髄腫細胞増殖はウォゴニン(70.4から352.0μM)により濃度依存的に抑制された。細胞周期進行分析およびTUNELアッセイでは,アポトーシスはウォゴニン処理細胞で増強されることが分かった。アポトーシスの増加は,総PARPレベルの低下を伴い,PARP切断を生じ,Bax蛋白質レベルの有意な増加とBcl-2蛋白質レベルを減少させた。Akt活性は,抑制され,Ser473残基のリン酸化は,ウォゴニン処理した細胞で減少した。分子ドッキング分析は,ウォゴニンはAkt1蛋白質のリガンド結合ドメインに安定してドッキングし,Akt1に対する結合のユニークな機能を提示し,それはウォゴニンとAktシグナル伝達経路間の詳細な相互作用を示唆することを明らかにした。ウォゴニンはAkt調整したBaxとBcl-2関連の内因性アポトーシス経路により,骨髄腫細胞のアポトーシスの促進においてin vitroinで効果的であったので,多発性骨髄腫に対する潜在的な治療剤である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  血液の腫よう  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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