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J-GLOBAL ID:201302259454293507   整理番号:13A1088253

メラニン凝集ホルモンはラットにおいて内側中隔を通して海馬のアセチルコリン放出を誘導する

Melanin concentrating hormone induces hippocampal acetylcholine release via the medial septum in rats
著者 (10件):
資料名:
巻: 44  ページ: 32-39  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メラニン凝集ホルモン(MCH)の各種の作用間で,その記憶機能は動物実験で焦点を当てられてきた。MCHニューロンは脳において色々な領域に突出しているが,MCHの主要な標的部位の一つは記憶固定化における海馬の形成である。最近の免疫組織化学研究は,MCHニューロンが海馬形成に直接関与し,内側中隔核(MS)を通して海馬に間接的に影響するであろうことを示す。睡眠が記憶のために必要であり,海馬のアセチルコリン(ACh)放出が記憶固定化に欠くことのできないことが報告されている。しかしながら,如何にしてMCHが睡眠覚醒リズム変化に従い海馬のACh排出に実際に影響するかの報告はない。それ故に著者らは,微小透析技術を用いて睡眠覚醒リズム及びACh放出に対するMCHの脳室内(icv)注入の調節機能を調べた。MCHのicv注入は,急速眼球運動(REM)及び非REMエピソード時間及び皮質ではなく海馬のACh排出を著明に増加した。REMエピソード時間と海馬のACh排出間に著明な相関があったが,REMエピソードと皮質のACh排出間には相関がなかった。MSへのMCHの微量注入は,REMエピソード時間に影響することなしに海馬のACh排出を増加した。REMエピソード時間の延長に対するicv MCHの作用部位は,MSにおけるコリン性ニューロン以外の他のニューロン領域であろうことを示す。著者らは,MCHがラットにおいて少なくとも一部はMSを通して海馬のACh放出を実際に増加すると結論する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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脳下垂体ホルモン  ,  中枢神経系 
物質索引 (1件):
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