文献
J-GLOBAL ID:201302259504490627   整理番号:13A1274685

原子間力顕微鏡を用いたペプチド-核酸凝集体の静電結合と疎水性崩壊の定量化

Electrostatic Binding and Hydrophobic Collapse of Peptide-Nucleic Acid Aggregates Quantified Using Force Spectroscopy
著者 (29件):
資料名:
巻:号:ページ: 5102-5113  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自己凝集ペプチドとDNAのような負電荷ポリマーの相互作用機構の理解は,ヒトの神経変性疾患の凝集過程を理解する上で極めて重要であると考えられる。単一分子レベルで核酸(DNA)と抗癌剤である自己凝集ペプチドのカハラリドF(KF)間の相互作用に関与する結合親和性と動力学ステップに関する定量的情報を抽出することを試みた。光学ピンセットを用いて,開始時は静電結合(EB)でその後のペプチド-DNA複合体の疎水性崩壊の2つの動力学ステップでKFがDNAに結合することを示し,KF-DNA複合体内で隔離された結合親和性,動力学障壁とDNAセグメントの長さのスペクトルを特徴付けた。DNAアンジッピング実験は,KFはssDNAとも複合体を形成することを示した。さらに,KFがdsDNAのハイブリダイゼーションを阻害しないことを見出した。KFはdsDNAより強い力でssDNAを圧縮することから,EBを開始するための自発的曲げゆらぎの役割を示した。単一凝集体の力分光研究が,核酸-ペプチド複合体の熱力学/機械的特性の特徴付けに非常に有用であることを示唆する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る