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J-GLOBAL ID:201302259555158627   整理番号:13A1044248

日本,道東沖での海洋構造と水塊分布の月別変化

Monthly variations of hydrographic structures and water mass distribution off the Doto area, Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 295-312  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本の道東沖でのほぼ30年にわたる(1982年1月-2011年3月)海洋構造と水塊分布の月別変動を研究するために,この海域を代表する水塊の時間的消長を調査した。大陸棚域においては,沿岸親潮水(COW)が1月から5月までの期間,岸沿いに分布する。この時,COWは比較的高塩分の水によって修正されており,千島列島沖の親潮水(OW)に起源をもつと考えられる。一方で表層COW(S-COW)は太陽放射によってCOWが加熱された水塊と,十勝川の淡水と大陸棚域のOWが同時に混合して形成されたと考えられる。そして,S-COWは6月から7月にかけて沖合に拡がり,この地域に10月まで留まっている。沿岸の密度構造から,多分,宗谷暖流流入水の修正された水塊(M-SWCW)と思われる水塊が8月から10月の大陸棚領域にはっきりとみられるが,この構造は11月を過ぎると弱まる。この構造の弱まりは海面冷却による表層混合層の発達によるもので,これによって宗谷暖流のオホーツク海への流入は弱まる。そして,この弱まりが上流域への高塩分水流入の弱まりを引き起こしている可能性がある。急激な塩分の低下に伴って,12月と1月には,M-SWCWは根本的にCOWによって置き換えられ,このことから,極めて低塩分の流入水は東樺太海流の影響によることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
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