文献
J-GLOBAL ID:201302259573777067   整理番号:13A0343847

乾燥地帯における小型反芻動物のための非慣習的餌は土壌-植物系における糞尿窒素の流れに小さい影響を持つ

Unconventional feeds for small ruminants in dry areas have a minor effect on manure nitrogen flow in the soil-plant system
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 87-101  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: C0086B  ISSN: 1385-1314  CODEN: NCAGFC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
飼料不足および放牧地の荒廃を軽減するために,乾燥地帯においては非慣習的な餌の使用が増加している。著者らは,オリーブの葉,アカザ科の葉およびオリーブ粕を含んだヒツジへの給餌が,オオムギの藁を基本とした餌と比較して,糞尿の質にどのように影響するのかを調べた。土壌窒素(N)の鉱化およびオオムギによるN吸収を測定し,餌-動物-土壌-植物の系におけるNの流れを計算するために,土壌の保温静置および植物成長の実験を行った。新鮮な糞便,糞便からなる堆肥,尿と藁,および硫酸アンモニウム肥料を,90mgN/kg乾物土壌の割合で土壌と混合した。無添加の土壌(コントロール),並びに90および22.5mgN/kg乾物土壌の割合で新鮮なオリーブ粕を添加した土壌と比較した。オリーブ粕の添加では,Nの利用度およびフェノールの変換度に対する,ヒツジ消化管におけるオリーブ粕の通過効果を調べることができた。アカザ科の葉に由来する糞便を除いて,新鮮なオリーブ粕および糞便の施用では正味のN固定化が生じた。すべての堆肥は,Nゼロのコントロール土壌と有意差はなかったが,正味のN鉱化作用が見られた。N鉱化の原因となる添加を行なった土壌におけるオオムギの成長は,Nゼロ処理で成長したオオムギよりNの吸収は少なかった。N吸収の低下は,新鮮なオリーブ粕の添加後に最も顕著であった。正味鉱化処理ではオオムギのN吸収をNゼロ処理以上に増加し,それは施用したNの2~16%ほどであった。餌の組成は糞便であっても堆肥であってもN肥料度には影響が少なかったが,糞便のNだけでは効果的なN源にはならなかった。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
施肥法・肥効  ,  麦  ,  羊,山羊 

前のページに戻る