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J-GLOBAL ID:201302259666814744   整理番号:13A0052068

マングローブ森による津波減衰についての実験研究

Experimental study on tsunami attenuation by mangrove forest
著者 (3件):
資料名:
巻: 64  号: 10  ページ: 973-989  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マングローブの津波エネルギーを減少させる効果についての実験室実験を行った。マングローブ(Rhizophora sp.)の複雑な樹構造は,異なる冠水根の体積比と前面樹面積に対しての堅い構造仮定(根システムと幹)を使ってパラメータ化した。定常流条件下での試作モデルとパラメータ化モデルの流体力学抵抗を比較し,等価流抵抗と実際の実現可能性の双方に関する最適パラメータモデルをさらなる研究のために最終的に選択した。マングローブ森の減衰性能は,入射孤立波波高,水深,及び森の幅を変化させた2波水路(1mと2m幅の波水路において,それぞれ森モデル有りと無しについて)中で同時に実施した実験室試験から決定した。波減衰に関する波動発展モードの異なったタイプの役割は,森の全幅に沿う単独樹モデルに及ぶ力の計測に基づいて議論した。森の最後と最初の列中に置かれた樹に及ぶ力の比に基づいた波の通過係数に対する新たなアプローチを提案した。本稿では,樹のパラメータ化手続きと波用水路実験についてのもっとも重要な結果を議論する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水理学一般,水理実験 
引用文献 (24件):
  • AUGUSTIN, L. N. Laboratory measurments of wave attenuation and wave setup by vegetation. Proceedings of the 31st International Conference on Coastal on Coastal Engineering ICCE, Hamburg, German, 2008. 2008, 324-330
  • BRUHL, M. Analysis of soliton fission over a submerged structure using Non-linear Fourier Transform. Proceedings of the 32nd International Conference on Coastal on Coastal Engineering, Shanghai, China, 2010. 2010
  • CHATENOUX, B. Analysisof the role of bathymetry and other environmental parameters in the impacts from the 2004 Indian Ocean Tsunami. 2005
  • DAENECKE, K. Solitary wave attenuation anlysis by mangrrove forest using energy dissipation approach. Master thesis, Leichtweiss Institute for Hydraulic Engineering and Water Resources, TU Braunschweig. 2010
  • DAHDOUH-GUEBAS, F. How effective were mangroves as a defence against the recent tsunami?. Curr. Biol. 2005, 15, 12, 443-447
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