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J-GLOBAL ID：201302259814582343   整理番号：13A1924539

香りの抗菌活性の評価方法の改変と香り分子の組合せによる抗菌活性の向上

Modification of vapor-agar contact technique and increment of antibacterial activity by coupling of fragrant molecules

著者 (4件)： 上村繁樹 (木更津工高専) ,  山口菜摘 (木更津工高専) ,  大久保努 (木更津工高専) ,  吉井文子 (木更津工高専)
資料名： におい・かおり環境学会誌  (Journal of Japan Association on Odor Environment)
巻： 44  号： 6  ページ： 397-404  発行年： 2013年11月15日 
JST資料番号： S0864A  ISSN： 1348-2904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大腸菌を検定菌とした寒天気体法を利用し,香り分子の抗菌活性を検討した。測定する香り分子によっては,阻止円の外周にあたる部分(非阻止円部)でも菌の増殖が阻害される現象が見受けられたため,寒天をくり抜き,くり抜いた寒天の表面上の菌数を直接測定する方法で非阻止円部の増殖抑制を評価する法帆を検討した。この方法を用いて2種の香り分子を組み合わせた抗菌活性を測定した。その結果,酢酸リナリルは単独では抗菌活性を殆ど示さないが,リナロールと組み合わせることによって抗菌活性が向上する示された。

シソーラス用語： *匂い物質 ,  匂い ,  *抗細菌作用 ,  大腸菌 ,  固体培地 ,  菌数計測 ,  *精油 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アルコール ,  ジエン ,  ビニル化合物 ,  不飽和アルコール ,  カルボン酸エステル ,  鎖状モノテルペン
準シソーラス用語： 寒天培地

分類 (2件)： 微生物に対する影響  (EE05020V) ,  精油,香料  (YG03020H)

物質索引 (2件)： 酢酸リナリル ,  リナロール

引用文献 (11件)：

• 1) 井上重治:(2002),香りによる微生物のコントロール,“微生物と香り”,p169-242,フレグランスジャーナル社.
• 2) 井上重治,安部 茂:(2011),精油の抗菌作用の基礎,“抗菌アロマテラピーへの招待”,p28-140,フレグランスジャーナル社.
• 3) 甲田雅一,本間請子,鮫島浩二,中山政美:ティートリーの抗菌作用,日本アロマセラピー学会誌,4(1), 22-27,(2005).
• 4) 野田信三,小林史枝,安東由紀子,岡崎 渉:精油の安全性に関する研究(1) ラバンジュラ属精油の微生物生育阻害について,アロマテラピー学雑誌,1(1),16-21,(2001).
• 5) LIA for Win 32(LAI 32):http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~shinkan/LIA32/

タイトルに関連する用語 (6件)： 香り ,  抗菌活性 ,  評価方法 ,  改変 ,  分子 ,  組合せ